毛虫嫌いの人はバックしてくださいね!
危険度 人的:★★★★☆ 樹的:★★★☆☆
今年もイラムシ(イラガの幼虫)の季節がやってまいりました!
群れるとピリピリ痛みを覚え、大きくなったものに刺されるとビツクリするような酷い痛みとかゆみに襲われます。
色は鮮やかな黄緑色で葉の裏などに潜んでいる場合が多く見つけにくいため思わず刺されても何が起こったのか訳がわからない場合があります。
次の写真のように木の一部の葉っぱが透けているものがある場合や、下の地面に糞が大量に落ちている場合は要注意です。
発生樹木
イラムシ(いらガの幼虫)がつきやすい・よく見かける樹木
モミジ ヤマボウシ ハナミズキ シラカシ アラカシ サクラ ウメ モモ カキ サルスベリなど広葉樹によく見かけます。
逆に針葉樹(マツ、ヒノキ科類、コニファー類)では見かけません。
卵から帰ったばかりの幼虫はバリバリ葉っぱを食べることがまだできないようで、葉っぱの緑の部分のみ舐めとっているようです。そのため細かい葉脈が残り葉っぱが白く透けて見えます。
時間が経つと白い網も茶色くなります。
小さいうちは葉っぱの裏に群れで集まっています。この時は一網打尽のチャンスですが、もう少し大きくなるとそれぞれがバラバラに各葉っぱに散らばっていきます。
最終的には2〜3cm程度(小指の1関節位)になります。
その後は幹や枝に繭を作ってガになります。
その眉を削り取っていても、なんやら顔がピリピリする本当に難儀なやつです!
その他のイラムシ情報は→幼虫図鑑「ヒロヘリアオイラガ」
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クソジジイ (水曜日, 28 6月 2023 15:56)
孫の大事なハナミズキを食い荒らすこの虫退治したい。